ツブ達も声は聞こえてきますが、姿はまだ見えません。
そこで、少しだけマウスキーの回想談をしたいと思います。
そもそも、何故マウスキーがこんなにネズミ好きなのかという話にさかのぼります。
それは、去年の年末の話でした。
我が家の台所に怪虫が出ると、母マウスキーが言うのです。
その怪虫は、何でも、米袋をかじって、中身を出していたりと、ゴキブリでは出来ない妙技をしてのけるのだということでした。
マウスキー一家は、母マウスキーの話を聞きながら、現実的にネズミの仕業に違いないと確信し、退治をしようと打って出ることにしました。
以前、マウスキー一家の暮らす町内で、ネズミ駆除のビラが配られた事がありました。
そのビラには、ネズミというのは、ペスト菌を持っているし、様々なところを汚染し、体も大きく、恐ろしいものだとイラスト付きで書いてありました。
その為、今回のネズミの台所潜入疑惑に、マウスキーは、本当に心の底から震撼させられました。
そんなある日、母マウスキーがネズミを目撃しました。
母マウスキーの証言では、その目撃したネズミは、体長(尻尾を含めず)3センチばかりだったというのです。
ネズミがそんなに小さいわけがないと、かなり疑わしい証言でした。
結局、母マウスキーの目撃はあるのに、退治にはなかなか至りませんでした。毒を食べさせると、どこで死ぬか分からないので、死体を捜さなければならないし…超音波で追い出す機械の購入を考えても、それが効力を必ず発揮するとは限らないというリスク付きだし…と、マウスキー家の頭を悩ませ続けました。
マウスキーは、ネズミ達が我が家全土を大将面で徘徊し始めたら、本当にどうしようと、戦々恐々と過ごしておりました。
そんな折、姉マウスキーが寄生虫の図鑑にネズミの事も載っていたらしく、詳しく調べて帰り、その報告をしてくれました。
そこで、ネズミの全貌を初めてマウスキーは知るとになりました。
家ネズミの基本は、ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの三種類で、この中のどのネズミが家の中で目撃されたかにより、深刻度が変わるのです。
ハツカネズミは、主に台所に巣を作り、クマネズミは、屋根裏に巣を作り、ドブネズミは排水溝から進入し、家自体には巣を作らないそうです。
そういうわけで、我らは母マウスキーの小さいネズミが台所で目撃されたという証言を元に、これはハツカネズミではないか? と、早速我らマウスキーズはwikipediaを調べることにしました。
何と、wikiに出てきたハツカネズミの、予想外の愛らしさ! マウスキーズは目を疑いました。
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| wikipedia参照 ハツカネズミ |
そこから、ネズミ退治作戦は、ネズミ捕獲作戦へと変更されることになりました。
せめて写真でもいいから、実物を見てみたい、という事で、マウスキーは慣れない早起きに挑戦しましたが、それはあまりにも無謀でした。
そこで、捕獲するために、近くのホームセンターで売られている、ネズミが餌を引っ張ったら扉が閉まるという罠を購入してきました。
台所の片隅に罠を設置し、母マウスキーに見張りを頼んだマウスキーは、一日の疲れを癒すため、お風呂に入ることにしました。
その直後だったそうです。ネズミは、まんまと罠の中に入り、楽しそうにゴソゴソ、ガサガサやっていたそうです。
大喜びでマウスキーは罠を見てみましたが、入った形跡はあるのに、もう逃げた後でした。
こんな簡単に逃げられるなら、罠の意味がない…マウスキーは落胆しました。
檻の隙間は1センチでした。
こんな小さな隙間から逃げ出すとは、相当小さいネズミで、そもそも隙間から入って、隙間から出て行ったとしか思えません。
これは、やり方を変えるしか道はありません。
そこで考え出した方法は、100枚入りDVDの筒型になったプラ蓋を床に置き、中にご馳走を置いておくという単純なものでした。
しかも、それは罠ではないのです。
ただ、置いているもので、ネズミ達に好意を示し、油断させるという方法でした。
そして、人間の存在に慣れてきたところ、一網打尽に捕獲する、それがマウスキーと姉マウスキーの共同で発案した、ネズミ捕獲大作戦だったのです。
一見生ぬるい作戦に見えましたが、どうやらそうでもありませんでした。
壁伝いに走る黒い影、それがネズミの正体です。
その黒い影は、物陰に隠れ、筒の中にある餌を食べにやって来るようになりました。
黒い影は、段々走るネズミの姿に変わってきました。
遂には、歩くネズミの姿に変わってきました。
そして、油断しきり、豊富な餌で太り気味となったネズミの撮影に、やっと成功することができたのです!
| 油断してパンを食べにきたネズミ |
このネズミの撮影成功に、マウスキー一家は大いに盛り上がりました。
写真のネズミは、とても太っていて、動きがとろくさいので、いつ知れず「おデブ」と呼ばれるようになっていきました。
おデブは、段々人間に慣れて(ナメて)きたらしく、普通に筒の中に入ってご飯を食べるようになりました。それが、1メートル以内にマウスキーが近づいても、お尻から座って、片手でパンをむさぼりながら、こちら側をチラリと見てくるまでに至ったのです。
マウスキーは、是非とも、この「おデブ」を捕獲したくてたまりませんでしたが、なかなか方法も見つからず、日にちが経っていきました。
つづく
最後に、マメの写真を載せておきます。水槽の掃除中、机の上で待たせてました。
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| 車の玩具とマメ |


おもしろい家族ですね。
返信削除どうも有難うございます。
返信削除マウスキー一家は、大体動物大好きなんです。
ハツカネズミ、ドイツの自宅のトイレットペーパーの芯の中から出てきたことある、、、。
返信削除本当ですか?
返信削除可愛いですねー。
きっと、そのネズちゃんはトイレットペーパーの芯に潜ったりして遊んでたんでしょうね。